第2686回例会(2017.3.6) Regular Meeting

第2686回例会  平成29年3月6日(月) 曇
渋澤 健氏講演会・夜間例会
A  
講演会(16:00 青雲の間)
   
◇“君が代” “四つのテスト”
   
◇挨 拶(鈴木会長)
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◇講 演
  “渋沢栄一の『論語と算盤』で未来を拓く”
渋澤 健
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役
コモンズ投信株式会社 取締役会長
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  論語と算盤:「ただ王道あるのみ」
 「かの資本家と労働者の間は、従来家族的関係をもって成立し来ったものであった。余の希望を述ぶれば、法の制定はもとよりよいが、法が制定されておるからと云って、一も二もなくそれに裁断を仰ぐということは、なるべくせぬようにしたい。
 もしそれ富豪も貧民も王道をもって立ち、王道はすなわち人間行為の定規であるという考をもって世に処すならば、百の法文、千の規則あるよりも遥かに勝った事。」

論語と算盤:「合理的の経営」
 「その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が貧困に陥るようなことでは、その幸福は継続されない。」
論語と算盤:「論語と算盤は甚だ遠くして甚だ近いもの」
 「正しい道理の富でなければその富は完全に永続することができない。従って、論語と算盤という懸け離れたものを一致させる事が今日のきわめて大切な務である。」

論語と算盤:「常識とは何か」
 「『智』、『情』、『意』の三者が権衡を保ち平等に発達したものが完全の常識だと考える。」

青淵百話:「元気振興の急務」
 「頃日来社会の上下一般に元気が銷沈して、諸般の発達すべき事柄が著しく停滞し、来たやうである。(中略)これは要するに社会が稍々秩序的になつた共に、人々が何事にも慎重の態度をとるやうになって来たから、其の余弊として斯の如き現象を見るに至ったことであらう。(中略)我国の有様は、是迄やり来た仕事を大切に守って、間違いなくやつて出るといふよりも、更に大に計画もし、発展もして、盛んに世界列強と競争しなければならむのである。(中略)今より四五十年前、即ち維新前後に於ける人々の活動に比するに、その元気に於けて実に天地の差がある。(中略)老人が懸念する程に元気を持って居らなければならぬ筈であるのに、今の青年は却って余等老人から「もつと元気を持て」と反対な警告を与へねばならぬ様になつて居る。(中略)危険と思われる位と謂うても、余は敢えて乱暴なる行為や、投機的事業をやれと進めるものではない。堅実なる事業に就て何処までも大胆に、剛健にやれといふのである。」
 その言葉はつまり、「枠」の内側にとらわれるなということです。

論語「雍也第六 20」
子の曰く、
 これを知る者は、これを好む者に如かず。
 これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。
行動を起こすためには:
 (1)物事を知ることは大事。
 (2)知ることより、好きであることが大事。
 (3)好きであることより、楽しむことが大事。
   
◇講演につき質疑応答
 
講師プロフィール
1961年 渋沢栄一の5代目として生まれる
1983年 テキサス大学 BS Chemical Engineering卒業
1984年 財団法人日本国際交流センター入社
1987年 UCLA大学MBA経営大学院卒業
ファースト・ボストン証券会社(NY)入社
1992年 JPモルガン証券会社(東京)入社
1994年 ゴールドマン・サックス証券会社(東京)入社
1996年 ムーア・キャピタル・マネジメント(NY)入社
2001年 シブサワ・アンド・カンパニー株式会社創業
2008年 コモンズ投信株式会社創業
【著書】 『渋沢栄一 愛と勇気と資本主義』
『運用のプロが教える草食系投資』など
   
例 会(18:00 銀の間)
   
◇出席報告
  会員:90名  出席:61名
出席率:67.78%
前々回(2月20日)修正出席率(85名):91.57%
   
◇ゲスト紹介:本日の講師 渋澤 健氏
   
◇例会変更ビジター:13名
  講演会ビジター:20名
   
◇職業奉仕委員会より挨拶(佐治委員長)
   本日は講演会にご出席いただきまして誠にありがとうございました。皆様のご協力で本日173名という多くの方々のご参加をいただくことができました。本当にご協力ありがとうございました。
 そして、渋澤健先生、東京からお越しいただいて、素晴らしい講演をしていただきました。誠にありがとうございました。
   
◇國府谷幹事報告
 
1. 次週例会はI.D.M.の為14日(火)午後6時より八事八勝館に変更になります。13日、お昼の例会はございませんのでお間違いの無いようにお願い致します。
2. メナード美術館よりチケットを頂いておりますのでご希望の方は受付にお申し出下さい。
   
◇鈴木会長挨拶
   渋澤健様、本日はありがとうございます。古い話を新しい形で展開する講演を聞かせていただきまして、非常によく理解できました。
 また、この講演会に関して、佐治さんに準備をしていただきました。心から感謝します。ありがとうございました。
 先ほどの講演の中で、知る、好む、楽しむというお話がありました。私も知るだけでなく、好んで楽しみたい、これからは人生をエンジョイしなければいけないとつくづく思いました。
 また、明治時代は元気がなかったというお話もありました。今と一緒で、明治といえば元気な時代のように思いますが、実際は元気がなかったということで、時代は繰り返すというお話です。本当にそうだなと思います。
 渋沢栄一の『論語と算盤』はみなさんお読みになったことがあるでしょうか。極めて良い本です。私の友人は常に持ち歩いています。文庫本になっていますので、ぜひお読み下さい。人生の何らかの糧になると思います。
 講演の中で、王道という話がありました。我々もやはり王道を歩いていきたいと思います。なかなか難しいことですが、王道を歩くことが結果として成功の元になると思っています。
 本当に、渋澤健さんありがとうございました。
 さて、大変嬉しいニュースがあります。
 この度、無事、宮の杜ロータリークラブが西三河中分区に入ることになりました。苦労して来ましたが何とか無事に納まりました。
 これも最終的にはガバナーの英断ということですので、深く感謝致します。
   
◇乾 杯(古川(善)元会長)
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   ご出席の皆様のご健勝を祈念して乾杯します。乾杯!
   
◇食 事
   
◇“手に手つないで”
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◇次回例会(3月17日(火) 18時 八事八勝館)
  夜間例会・第2回インフォーマル・ディスカッション・ミーティング
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