第2623回例会(2015.8.31) 第2623回例会(2015.8.31)

第2623回例会 平成27年8月31日(月)晴
A  
◇“奉仕の理想”
   
◇出席報告
  会員:89名 出席:73名 出席率:82.02%
前々回(8月10日)修正出席率(81名):87.65%
   
◇誕生日祝福
  野田(聡)君(7/28)、伊藤君(9/5)
   
◇ニコボックス
  松田君 スピーカーを紹介させて頂きます。
真木君 8月度東風会で優勝しました。
寺尾君 神谷さん、水野茂生さん、岩口さんにお世話になりました。
山田(信)君 安藤さんにお世話になりました。奉仕に協力します。
野原君 沖縄の海に癒されてきました。
寺田君 ゴルフ会でお世話になりました。
山田(哲)君 ガバナー月信が最終号になります。今回まで制作させて頂きました。
        有難うございました。
鈴木君 イタリアでミケランジェロの作品を沢山見ました。
新実君、多和田君、稲葉君、一柳君、水野(茂)君、梅村君
 ニコボックスに協力します。
野田(聡)君 ニコボックスに協力します。誕生日祝
今村君 ニコボックスに協力します。
伊藤君 誕生日祝
加藤(義)君 結婚記念日祝
   
◇親睦活動委員会よりお知らせ(清水委員長)
   来週は新会員歓迎会です。途中で皆さんにお話をお聞きすると思いますので、そのときはよろしくお願い致します。 
 会員だけで集まる夜の会です。ぜひ皆さんご参加いただきますようお願い致します。
   
◇米山奨学委員会より報告(今村委員長)
   前年度東RCでお世話させて頂いた石宝君が、9月1日から内モンゴル大学で教鞭を執ることになりました。その連絡が先週火曜日にありまして、2人で歓送会をしました。「東ロータリーの皆様、本当にありがとうございました」との伝言がありました。
 ちなみに、上海大学の初任給が日本円で月10万、内モンゴル大学が14万。とても上海では暮らしていけないので、捲土重来を期して、内モンゴル大学で5年間頑張るということです。
   
◇岩口幹事報告
 
  1. 本日例会終了後「理事役員会」がございます。理事役員の方は「3階 松竹の間」へお集まり頂きますようお願い致します。
  2. 次回例会(9月7日)は「新会員歓迎会」の為、午後6時に変更致しますので、お間違いの無いようお願い致します。
   
◇増田会長挨拶
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   1987年3月30日、ゴッホの誕生日に、当時の安田火災海上保険の社長がイギリスのオークションで、ゴッホの「ひまわり」を2475ポンド(約58億円)で落札しました。
 ゴッホが描いたとされる、花瓶に生けられたひまわりの絵は全部で7点あるとされています。ゴッホの弟テオとの間に700通ぐらいの手紙が残っていて、作品と時期がある程度、特定されるそうです。しかし、この書簡ではアルル時代では6点しか触れられていません。
 通常、「ゴッホのひまわり」というと、ロンドン・ナショナルギャラリーにある「ひまわり」を指します。ゴッホは1886年、弟のテオを頼ってパリに来て、印象派等の絵に接し自分の画風を取り戻し、1888年2月20日にパリを去り、アルルにやってきます。そして、10月に来るゴーギャンのために、8月に一気に4枚のひまわりを描いたとされています。
 東京の安田海上火災のひまわりは、1888年12月初旬に、ゴッホが夏に描いた絵を見て、レプリカとして描かれたとされています。1997年、イギリスの新聞による贋作報道以来、何度となく贋作ではないかと世の中を騒がせてきましたが、ファン・ゴッホ美術館の学芸員たちの調査で真作であると報告されて以来、問題は落ち着いたように見えました。
 しかし、2007年に出版された小林英樹氏の著書『ゴッホの復活』を読んで、私はその内容が理にかなっていると思いました。小林画伯は1947年生まれ、東京芸大の油科を卒業し、出版当時は愛知県立芸大美術部教授でした。画伯ははっきりと東京のゴッホは「贋作」という立場を採っています。
 絵の真贋は3つの面から考えるそうです。
 第1は、その作品の「出所、来歴の検証」です。「東京のひまわり」の出所は、エミール・シェフネッケルという、ゴッホと同時代の画家でした。ゴッホの絶筆とも言われる「ドビーニの庭」は、同じモチーフで2枚描かれています。この絵にあった黒猫を消す作業をした人がシェフネッケルと言われています。
 2番目の検証はキャンバス、絵の具といった化学的検証です。ゴッホはアルル時代、50枚ほどの30号・Fサイズの絵を描いています。それは2枚を除けばアルル時代に描いた最大のサイズです。一緒にいたゴーギャンも40号は1枚も描いていません。ゴーギャンも、ゴッホからキャンバスの木枠を借りて、互いに木枠を使い回して、描いた可能性が十分考えられ、1枚ぐらい40号の絵を描いていてもおかしくないと思います。その2枚が「芦屋のひまわり」(1920年に芦屋の山本顧弥太氏が購入し、空襲により焼失)と「東京のひまわり」です。
 ゴッホは描き終わった絵をテオに送っていました。通常、油絵は木枠から外し、絵の具がひび割れないように、完全に乾く前に絵の面を外側に丸めて送るそうです。ということは、絵の具が多少延ばされた状態で送られることになります。ところが、「東京のひまわり」には巻かれた跡のない部分があるというのです。
 そして、3番目は造形的見地からの検証です。ゴッホは「ものが前にない」と描けない画家だったとされています。そのゴッホが、夏に描いた自分の作品を見て、葉っぱの真ん中から茎が出ているように描くでしょうか。
 そして、花瓶が置かれているテーブルに注目すると、ロンドンの絵はテーブルに結構こってりと絵の具が塗られています。1月に描かれたレプリカは、傾倒していた浮世絵の影響もあって、より方向性を奪った均一で平面的なテーブル面に描かれています。「東京のひまわり」が12月に描かれたならば、水平方向の無秩序なタッチで塗るでしょうか。
 本職の画家から見ると様々な点でおかしなところが見えて来るようです。小林画伯は、ロンドンの「ひまわり」の前に立つと、ゴッホの意図しようとした息遣いや苦悩がひしひしと伝わってくるが、東京の「ひまわり」の前に立ってもそれがないと書いています。
 「芦屋のひまわり」について、「麗子像」で有名な岸田劉生は「ゴッホの絵は忌憚なく言えば、少し急ぎ過ぎる故か粗い。少なくとも本物だとは思ったが、頭は下がらなかった」と言っています。
 皆さんはどう思われますか。ぜひ本を読んで、東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で「東京のひまわり」を見てください。
   
◇講 演
  “工学で世界の平和と幸福に貢献する研究”
国立大学法人 名古屋工業大学
副学長教授 江龍 修
(紹介者 松田茂樹 君)
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   今、人口問題、エネルギー問題、食糧問題等々のグローバル対応が求められています。
 大学は社会の技術価値を創造することが役割ですが、その価値のあり方が変わってくる。企業は新規市場創造によって市場を形成する。さらに、大学の役割としての市場創出がありました。これに加えて、心の豊かさこそが実社会の役割であり、これを企業、大学と共に考えることによって、市場のみならず暮らしの安全、そして心の安心、安全を作り上げる。すなわち、ビジョンからニーズを喚起してバックキャスティングで技術を価値化していくことによって知を価値化する。これこそ、我が校の目指すところです。
 たとえば、企業との共同研究では、生命を軸として、永続的社会を約束する企業が入り、さらに知恵を創出する役割を大学が担う。今までのシーズではなく、これから来るべきニーズを共に作り上げていく。これが新しい研究のスタイルです。
 私はSICツールズという会社を立ち上げ、ダイヤモンドの次に硬い炭化ケイ素を刃物にすることをしています。これで、通常の刃物では削りにくいチタンの丸棒が削れます。また、その切り屑を不織布のような形にして静電気より弱い電流をかけると、有機物を分解できることがわかりました。実際に環境ガスで試したところ、2日間で分解できました。 
 最初は刃物をつくることが目的でしたが、その目的が広くなってきた。それがこれからのものづくりでしょうし、名古屋工業大学が進んで行くべき道だろうと考えています。
   
 
新会員歓迎会 ○○
  日 時 9月7日(月) 18時 青雲の間  
  新会員 髙田政治君・川浦正義君  
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