第2612回例会(2015.5.25) 第2612回例会(2015.5.25)

第2612回例会  平成27年5月25日(月) 晴
A  
◇“奉仕の理想”
   
◇出席報告
  会員:88名  出席:63名
出席率:71.59%
前々回(4月27日)修正出席率(81名):89.02%
   
◇誕生日祝福
  末岡夫人(5/21)、神谷夫人(5/27)、岩口夫人(5/30)、
新実君(5/31)、寺尾君(6/4)
   
◇ニコボックス
  平野君 根木さんにお世話になりました
池戸君 國府谷さんにお世話になりました
笹野君 安藤東元さんにお世話になりました
水野(茂)君、稲葉君、各務君 ニコボックスに協力します
鈴木君 奉仕に協力します
新実君、寺尾君 誕生日祝
末岡君、神谷君、岩口君 夫人誕生日祝
   
◇雑誌委員会よりお知らせ(西川副委員長)
   『ロータリーの友』5月号に、「無料Wi-Fi環境でおもてなし」という記事が載っています。日本郵便が500万台のiPadを高齢者に配布する計画です。これにはいろいろな企みがあると思います。
 3年後、5年後の世の中はかなり変わっているでしょう。私たちのビジネスも大きく変革する時に来ているかと思います。
 もう一つ、AEDについての記事が載っています。AEDがあれば命が助かったという話があります。例会でもデモンストレーションを行ったことがありますが、みなさんの会社でも行っていただけたらと思います。
   
◇岩口副幹事報告
 
1.  本日例会終了後「理事役員会」がございますので、理事役員の方は「3階 萩の間」へお集まり頂きますようお願い致します。
2.  次週月曜日は「定款による休会」でございます。次回例会は「6月8日」になりますのでお間違いの無いようお願い致します。
   
◇山田会長挨拶
   今日もたくさんの会員の皆様にお集まりいただき、例会を開催できましたことに、まずもって厚くお礼申し上げます。
 さて、鳥の中で一番静かに飛ぶ鳥は何かご存知ですか? それはフクロウです。
 私は、クルマの「音」の技術屋として、若い技術者に“フクロウの消音の原理”を伝えております。
 フクロウがノネズミなどを捕らえるときは、極めて静かに飛びながら獲物に近づくと言われています。この低騒音飛行の秘密は、羽根の表面が、極細の真綿のように柔らかい羽毛におおわれ、羽毛どうしが擦れ合っても音が出ない構造となっていることにあります。また、風切り羽根の先端にある無数の細かいノコギリ状のギザギザが、空気を拡散させ空力音の元となる渦の発生を防ぐ構造にもなっています。
 この原理を応用して、車の車内・車外騒音対策として、いろいろな音を吸収することのできる吸音材及び吸音構造体の新製品、新技術開発につなげることができました。
 それは、時速300キロ域での低騒音走行を実現する新幹線の翼型のパンタグラフにも応用されています。
 新幹線は時速200キロ以上になると速度の6乗に比例する空力音が出るそうです。その発生源の中心はパンタグラフです。
 現在、山陽新幹線のこだま号として走っている500系新幹線の課題は、世界一厳しい騒音環境基準をクリアすることでした。そこで、パンタグラフの支柱の側面に、フクロウの風切羽根をまねたノコギリ歯のようなギザギザを付けたところ、風の渦の発生を抑え、30%の騒音低減に成功したと言われております。
 その他に溌水加工技術は、水をはじくハスの葉に着想を得て開発されたと言われています。
 生物の生態をものづくりに応用する科学技術は、「バイオミメティクス(生物模倣技術)」と言われています。
 生物は、過酷な自然に適応してゆくため、長い年月をかけ、生きんがために、そして命を伝えんがために、その形・機能を進化させてきました。いかに科学が進歩しようと、科学技術の歴史は、自然界創生の歴史に比べれば、ほんの瞬間に過ぎないと考えるべきと思います。
 この意味で、自然界から学ぶことはまだまだ多くあると思います。
   
◇講 演
  “保護観察所が取り組んでいる就労支援”
法務省 名古屋保護観察所
統括保護観察官 井坂 朱実
(紹介者 鏡 哲也 君)
  2612-1
   保護観察所は聞き慣れない役所で、ご存じない方もいらっしゃるかと思います。法務省の出先機関で、犯罪をした人、非行に走ってしまった少年の社会の中での立ち直りや犯罪予防活動をしている役所です。
 事件を起こすと警察に検挙されて、成人は刑事裁判が行われ、懲役で刑務所に送られるか、執行猶予になるか、いろいろな処分があります。少年は家庭裁判所の審判で、少年院に送られる子もいれば、保護観察になって社会の中でやり直すこともあります。
 私どもは裁判所で保護観察の決定を受けた人、あるいは刑務所や少年院を仮釈放、仮退院した人が社会の中で立ち直るための指導をしています。
 実は、検挙される事件の6割は再犯者によって引き起こされています。ということは、再犯する人を減らさないと全体の検挙の数が減りません。
 再犯率は、無職の人の場合、仕事のある人と比べて4倍も上がるという統計があります。そのため、厚生労働省と法務省が、刑務所を出て保護観察になった人の就労を支援する体制が動き出しました。
 過去に事件を起こした人であっても、やり直したいという気持ちがあるなら、その人を雇って支えて行こうという人たちを我々は「協力雇用主」と呼んでいます。愛知県内では900社が登録して下さっています。建設関係をはじめ、製造や清掃関係などいろいろな職種がありまして、本人の希望に合うところがあれば、面接をお願いしています。我々はその方々に助けられながらやっています。
 国には協力雇用主さんを支援する体制があります。就労・職場定着奨励金は、刑務所や少年院を出た人、保護観察になっている人を雇用されますと、最長6か月間、最大で月8万円を協力雇用主さんにお支払いします。その後、7か月目からは、就労継続奨励金として、3か月ごとに2回、最大12万円をお支払いします。また、わざとでなくても職場で物を壊すなどの損害が発生したときに見舞金をお支払いする身元保証制度もあります。
 地方公共団体でも協力雇用主さんを支える制度を導入しているところがあります。公共工事の入札の際に、会社の社会貢献、地域貢献に関する評価項目で、協力雇用主になっていること、または保護観察中の人を雇用したことを優遇加点する自治体が増えています。
 民間の支援体制もできています。NPO法人の全国就労支援事業者機構は、民間から就労支援を支えるという団体です。愛知県でも愛知県就労支援事業者機構というNPOが、協力雇用主さんに対するいろいろな支援をしていただいています。
 国、地方公共団体、NPOが協力雇用主さんを支えて、仕事に就ける人を増やし、無職で再犯をする人を減らそうという動きになっています。就労支援について少しでもご関心を持って頂けると幸いです。
   
◇次回卓話(6月8日)
  “ヲタクによるヲタクな話”
会員 各務有一
(高峰物産(株) 代表取締役)
   
◇次回会合
  囲碁同好会月例会(梅の間)・懇親会(柳城)
   
◇次々回例会(6月15日 “友愛の日”)
  委員会報告・市教育委員会へベスト他寄贈
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